世界各地に63軒のスパと60軒のリゾートを運営する、バンヤンツリー。ウェルビーイング(健やかな心身)をテーマに海辺の菩提樹(バンヤンツリー)の下で、創設者夫妻によって生みだされた。タイに最初のリゾートを1994年に、続く1995年にはインドネシア・ビンタン島にバンヤンツリー・ビンタンを開業。
シンガポールの沖合約50kmに浮かぶビンタン島は、インドネシアに属するリアウ諸島最大の島。150㎞におよぶ海岸線と緑豊かな自然に恵まれ、海洋王国の重要な港としての歴史を持つ。このビンタン島の北部に、1990年代半ばからビンタン・リゾートとしての開発が始まった。
バンヤンツリーはその先駆者ともいえるが、既にシンガポールでスパとして知られ、シンガポールからのアクセスの良さ(水中翼船で50分)もあり、開業以来人気を集めている。起伏に富んだ広大な敷地に、64軒のゆったりした造りのヴィラ(84m2~400m2)が点在する。どのヴィラからも、南シナ海や艶やかな熱帯雨林(菩提樹も随所に)の景観が満喫できる。
地元インドネシアの風味豊かな料理、インドネシアではトップクラスといわれる洗練されたタイ料理、新鮮な地元食材を生かした地中海料理とレストランは3軒。ウェルビーイングを重視した特別メニューが全てのレストランで用意されている。ヴィラで、あるいは海辺などでプライベートなダイニングもアレンジ可能だ。
スパは丘の上と海辺のプールサイドに2軒。
前者は樹林に囲まれたオープン・スペースも設けられ、ヨガやストレッチなどのクラスが。
オリジナルのアロマ・オイルやハーブ・ミックスを用いるバンヤンツリーならではのセラピストの手業は、まさにゴッズ・ストローク(神の手の感触)。心身共に解きほぐされてゆく。
海辺とスパ近くに設けられた2つのプールは、両者とも木陰に守られた静かな雰囲気。白砂のビーチも遠浅で穏やか。海辺や樹林のリゾート内でゆっくり過ごすもよし、優雅なヴィラで寛ぐもよし。が、多様なアクティビテイも用意されている。ヨガ・クラス、樹林ウォーク、バード・ウオッチング、マッサージや工芸教室などなど。広い敷地内は、全てバギーでの移動となっている。
リゾート敷地内にあるラグーナ・ゴルフ・ビンタン以外にも島にはフルコースが2か所。世界トップ・ゴルフコース100に選出されている絶景のリア・ビンタン・ゴルフコースには定評がある。また、マングローブ林をゆくリバー・クルーズ、島中央部の村や寺(菩提樹寺も)を訪ねるツアー、山岳トレッキングなどマリン・スポーツ以外のアクティビテイも豊富だ。
遊び疲れた一日の終わりはスパでまったりした後、ヴィラのテラスから南シナ海に沈む夕日を眺めて寛ぐ。遥か水平線には蜃気楼のようなシンガポールのスカイライン。モンスーンの風の名残を受けて、海風に舞う白い花びらは菩提樹の花か。バンヤンツリーが独自に創り上げるというアロマに、菩提樹の匂いが混じり優しく心身を癒してくれる。
会員限定プレゼント:バンヤンツリー アロマオイルとインセンススティックのセット (2名様)
日本では、バンヤンツリー・グループのギャリア・二条城 京都、ダーワ・悠洛 京都が2022年6月に開業。続いて、バンヤンツリー・東山 京都、バンヤンツリー・芦ノ湖 箱根、カッシーア・比羅夫 ニセコが開業予定。日本でもファンが増えつつあるバンヤンツリー。そのオリジナル・スパ・アイテムを2名様にプレゼント。