ハンバーグ レシピ1

豚肉と牛肉、椎茸がたっぷり使われたリューズのハンバーグ。飯塚隆太シェフのレシピをご紹介しよう。

Photo Masahiro Goda Text Izumi Shibata

豚肉と牛肉、椎茸がたっぷり使われたリューズのハンバーグ。飯塚隆太シェフのレシピをご紹介しよう。

リューズ、豚肉と牛肉を用いたハンバーグ
豚肉と牛肉を用いたハンバーグは、ホッとする味。きゅうり、トマト、みょうが、青じそをきざみ、粒マスタードや白バルサミコと混ぜた季節感豊かなソースは、シャキシャキとした歯ごたえ、マスタードの粒々が心地よく響く。

奥深きハンバーグの世界 1より続く

椎茸ハンバーグ 夏野菜ソースとミックスベジタブル

〈ハンバーグ〉
豚バラ肉の挽き肉:300g
牛ランプ肉(手切りの粗みじん切り、ミンチなら粗挽き):400g
塩:6g
卵:1個
黒こしょう(粗挽き):2g
椎茸と玉ねぎのソテー:160g

〈椎茸と玉ねぎのソテー〉
豚背脂(みじん切り、またはサラダ油):40g
干し椎茸(水でもどしてみじん切り):60g
生椎茸(みじん切り):50g
干し椎茸のもどし汁:適量
玉ねぎ(粗みじん切り):60g
ニンニク(みじん切り):2g
塩:1.5g
粗挽き黒こしょう:適量

〈夏野菜の切り菜〉
きゅうり、みょうが、トマト(それぞれ細かい角切り)、青じそ(みじん切り):各適量
タスマニア産粒マスタード、太白ごま油、白バルサミコ酢、白醤油:各適量

〈ミックスベジタブル〉
バター、にんじん(角切りにしてゆでる)、とうもろこし(ゆでる)、枝豆(ゆでてさや、薄皮を除く):各適量
〈他〉:クレソン

  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【1】肉は豚バラ肉と牛ランプ肉を使用。豚のバラ肉は、飯塚氏の故郷である新潟県十日町のブランド豚「妻有ポーク」。生椎茸は、新潟県南魚沼市名産の「八色しいたけ」。
  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【2】ボウルに豚バラ肉、塩の半量を入れて練り混ぜる。粘りが出たら牛ランプ肉、残りの塩を加えて混ぜ合わせる。その後、溶いた全卵を加えて混ぜる。
  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【3】黒こしょうと、“椎茸と玉ねぎのソテー”を加え混ぜる。“椎茸と玉ねぎのソテー”は、熱した豚背脂で干し椎茸を炒め、生椎茸を加え炒め、干し椎茸のもどし汁を加え混ぜ、汁気がなくなるまで強火で煮詰め、ニンニク、玉ねぎを手早く加え炒めたのち、塩、黒こしょうをしたもの。
  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【4】サラダ油(分量外)をぬった手で1個あたり200~220gの生地をとる。パンチングをして空気を抜き、成形する。表面をよくなで、なめらかにする。
  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【5】フライパンに少量のサラダ油(分量外)を引き、中火で3分間ほど焼いて焼き色をつける。ひっくり返して2分間ほど焼く。火をごく弱火にし、ふたをして4~5分間蒸し焼きにする。
  • リューズ ハンバーグレシピ リューズ ハンバーグレシピ
    【6】料理「切り菜」をもとに発想した夏野菜の切り菜は、材料をよく混ぜ合わせる。皿にのせたハンバーグに好みの分量を盛り付ける。
  • リューズ ハンバーグレシピ
  • リューズ ハンバーグレシピ
  • リューズ ハンバーグレシピ
  • リューズ ハンバーグレシピ
  • リューズ ハンバーグレシピ
  • リューズ ハンバーグレシピ
リューズ 飯塚隆太氏

飯塚隆太 いいづか・りゅうた
1968年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、「第一ホテル東京ベイ」「ホテル ザ マンハッタン」などを経て、94年「タイユバン・ロブション」の部門シェフに就任。97年に渡仏し、「トロワグロ」
「ジャンポール・ジュネ」などで修業。帰国後、ジョエル・ロブション氏の系列店で研鑽を積み、2005年「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」のシェフに就任。11年2月「レストラン リューズ」をオープン。12年版『ミシュランガイド東京』で一つ星、13年版以降は二つ星の評価を得ている。

●リューズ
東京都港区六本木4-2-35 アーバンスタイル六本木三河台 B1F
TEL 03-5770-4236 restaurant-ryuzu.com

What is luxury?

What is luxury?

Questioning this has now become synonymous with confronting the times. We are now witnessing a transformation of values on a global scale.
Sustainable, SDGs, ESG...... these terms are becoming a natural part of our daily lives. Many brands and companies have already begun to take this stance, as individuals and society as a whole are expected to become more aware of the importance of sustainability. In "NILE PORT," we would like to rethink and re-present luxury in the current era, sharing our values with brands and readers who have a progressive awareness.