ハンバーグ レシピ 4

「常(とわ)」常安孝明氏が紹介してくれるハンバーグは、黒毛和牛を用いた力強い味が特徴。醤油をさっと焦がした風味が食欲をそそる。

Photo Masahiro Goda Text Izumi Shibata

「常(とわ)」常安孝明氏が紹介してくれるハンバーグは、黒毛和牛を用いた力強い味が特徴。醤油をさっと焦がした風味が食欲をそそる。

常
和牛の旨みを引き出しながら、フライパンと炭火の併用でふっくらかつ香ばしく焼き上げたハンバーグ。力強い、かつ格調高い和牛ならではの風味をしっかりと味わえる。それを引き立てるのが、クレソンやみょうが、大葉といった香りの強い野菜。ポン酢と大根おろしでさっぱりと楽しむ。

奥深きハンバーグの世界 4より続く

夏の和牛ハンバーグ

〈ハンバーグ〉
和牛の挽き肉:200g
牛脂(みじん切り):15g
塩:2g
新玉ねぎ(みじん切り):60g
牛乳:50g
生パン粉:25g
全卵(溶きほぐす):30g
ナツメグ、黒こしょう:各適量

〈ポン酢〉
たまり醤油:30cc
だし:25cc
ぽんず果汁:50cc
みりん:40cc

〈薬味〉
大根(すりおろす)、長芋(小さな角切り)、大葉、みょうが、あさつき(以上みじん切り)、木の芽:各適量

〈他〉
クレソン、海苔、ニンニクのチップ:各適量

  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【1】牛肉は、最高級の神戸ビーフを取り扱うことで知られる、川岸畜産の牛挽き肉を用いる。玉ねぎは新玉ねぎ。
  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【2】氷を当てたボウルに和牛の挽き肉、牛脂、塩を入れて練り混ぜる。粘りが出たら、合わせておいた生パン粉、全卵、牛乳を加える。よく混ぜ、新玉ねぎを加えて混ぜる。
  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【3】生地にナツメグ、黒こしょうを加え混ぜて成形し、パンチングして空気を抜く。
  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【4】フライパンを温めて牛脂(分量外)を引く。フライパンの温度を少し下げてから生地をおく。アルミ箔をかぶせて弱火で3~4分間焼き、ひっくり返して再度アルミ箔をかぶせて3~4分間焼く。
  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【5】フライパンからおろし、温かい場所に4分間おいて落ち着かせたのち、刷毛で醤油をぬりながら炭火で表面をあぶる。
  • 常 ハンバーグの作り方 常 ハンバーグの作り方
    【6】水気をきった大根おろしに薬味を混ぜ、丸める。皿にクレソンとちぎった焼き海苔を敷く。最後に大葉、みょうが、あさつきを散らし、木の芽、ニンニクのチップを添える。ポン酢とともに。
  • 常 ハンバーグの作り方
  • 常 ハンバーグの作り方
  • 常 ハンバーグの作り方
  • 常 ハンバーグの作り方
  • 常 ハンバーグの作り方
  • 常 ハンバーグの作り方
常 常安孝明氏

常安孝明 つねやす・たかあき
1983年、岡山県生まれ。「菊乃井」より日本料理のキャリアをスタート。フランスの日本料理店「花輪」を経て、「かんだ」で約7年間、研鑽を積む。2018年4月、東京・西麻布に「常(とわ)」をオープン。『ミシュランガイド東京2020』で一つ星の評価を得た。こだわりの和牛を積極的に取り入れた割烹料理は『ゴ・エ・ミヨ 2020』でも高評価されている。

●常
東京都港区西麻布4-11-25 モダンフォルム西麻布ビルパートIII 2F
TEL 03-6433-5680

What is luxury?

What is luxury?

Questioning this has now become synonymous with confronting the times. We are now witnessing a transformation of values on a global scale.
Sustainable, SDGs, ESG...... these terms are becoming a natural part of our daily lives. Many brands and companies have already begun to take this stance, as individuals and society as a whole are expected to become more aware of the importance of sustainability. In "NILE PORT," we would like to rethink and re-present luxury in the current era, sharing our values with brands and readers who have a progressive awareness.