米国を代表するハイエンド・オーディオブランド「マークレビンソン」から、ブランド創立50周年を記念してモノラル・パワーアンプ「ML-50」が発売された。世界100ペア限定生産で、日本でもハーマンインターナショナルを通じてオーダーが可能だ。
1972年の創業以来、驚異的なサウンドパフォーマンスと贅を尽くした回路素子・構成で、ハイエンド・オーディオの代名詞ともいえる同ブランド。「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指し、妥協のない製品造りに専念し続けてきた。「ML-50」は、その集大成ともいえる。開発にあたり、チームは過去のデザインや設計を振り返ったという。名前の由来となった、最初のパワーアンプ「ML-2」（1977～86年製造）をはじめ、時代ごとに影響を与えてきた数々の“銘機”に着想を得たアイデアが詰め込まれている。
現行最上位モデルのモノラル・パワーアンプ「No536」をベースに、「ML-50」では電源部とオーディオ回路部を大幅に強化。同ブランド伝統のピュア・パス回路設計を踏襲し、低歪みと高いトランジェント能力を実現した。また、防振アイソレーション・フィートを搭載して本体から不要な振動を排除し、対流冷却も強化。オーディオパフォーマンスを向上し、安定した動作環境を整えた。加えて、カスタムガラストップデザインとLED照明により、こだわりぬいた回路設計を楽しめるプレミアムな逸品に仕上がっている。
●ハーマンインターナショナル
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