どこからか流れるウクレレの緩やかな音色に耳を傾け、心地よい貿易風を感じながら、トロピカルフラワーの鮮やかな色彩に包まれて過ごすハワイでのひととき。都心でアクティブに活動した一日の終わりに自宅のドアを開けると、そんなハワイの雰囲気に満ちた空間が広がり、心身が柔らかくほどけていく。本当にハワイを訪れたような幸せな気分に満たされ、目を閉じればキラキラと輝く海や力強いダイヤモンドヘッドの光景が浮かぶようだ。
住まいは毎日の疲れを癒やし、明日への活力を充電する場所。穏やかな時間の流れの中で、ゆったりと過ごしたいもの。ハワイを訪れたときに感じる幸せな気持ちが自宅で感じられたら、暮らしがもっと楽しくなるのでは。そう考えてスタートしたのが、ロイズアセットによるリノベーションブランド「アロハリビング」だ。主に都心の中古マンションをリノベーションし、ハワイアンテイストを取り入れた上質なインテリアにより、「アロハ」気分に浸れる心地良い空間を生み出している。
今回、新たに完成したのは東京・三軒茶屋に建つマンションの一室。約140㎡のメゾネットタイプの部屋が、ハワイアンに生まれ変わった。何よりも特筆すべきは、ハワイならではのおおらかな空気感を生み出すために細部にまでこだわったインテリアだ。
エントランスでは大胆なリーフ柄の壁が迎え、見上げれば約6mの吹き抜けに曲線を描くバルコニーが。クラシカルなシャンデリアや、アメリカのアンティークの金物を用いたシーリングライトと相まってハワイのラグジュアリーホテルを訪れたような気持ちにさせてくれる。
その先に広がるリビングダイニングで目を引くのは、天然溶岩石を貼った柱やモールディングを施した腰壁。さらにゆったりとまわるリーフデザインのシーリングファンや、ぽってりとしたペンキで仕上げた各部屋のルーバードア、框扉が美しいキッチンカウンターもアメリカならではのクラシカルで高級感のある住まいを彷彿とさせる。
また、コンセントやスイッチパネルもアメリカ式を採用し、設備機器のサインも英字で表記するといった徹底ぶり。どこにいてもその世界観が損なわれることなく楽園気分に浸れるからこそ、実際にハワイを訪れたかのような癒やしに満ちた日常を過ごすことができるのだ。
もちろん、日々の暮らしがより快適になるよう、インテリアだけでなく生活動線や使い勝手にもひとつひとつこだわっている。
現在、三軒茶屋のほか西麻布や代官山でも新たなプロジェクトが進行中。ハワインアンテイストの世界観を損なうことなく、ここまでラグジュアリーでクオリティーの高い空間をかなえたリノベーション物件はほかにはまずないのではないだろうか。都心で暮らすからこそ、ハワイで過ごすような幸せな毎日をぜひ過ごしてほしいものだ。
●ロイズアセット TEL03-6427-1927
※『Nile’s NILE』2021年9月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています