都会の喧騒から離れ、大自然に囲まれながら何もせずに過ごす休暇。目前に広がる海や山をぼんやりと眺め、太陽や月の動きとともに刻々と表情を変える美しい情景を味わう。そんなひとときにこそ、現代人が必要とする本当の意味での“豊かさ”があるのではないだろうか。
会員制のセカンドハウスブランド「ADD(アド)」が生まれたのは、CEOの武田崇嗣氏が訪れた沖縄・小浜島での体験がきっかけだったという。
「自然に身を委ねて何もせずに過ごした島での時間が、掛け替えのないものに思えました。この時間を気軽に持てたらどんなにいいだろうか。しかし、手付かずの自然が残るような場所であればあるほど、自ら別荘を持ち維持管理するのはコスト面でも労力面でも負担が大きく現実的ではありません。もっとカジュアルに、そして日常的に拠点を変えながら、世界中のさまざまな場所で暮らせたらという自らの望みをかなえようとしたのがADDです」
そんな思いが込められたこのセカンドハウスは、従来のシェア別荘とは一線を画すオリジナリティーの高い価値を提供している。まず、何よりも特徴的なのはロケーションだ。
休暇をさまざまな場所で過ごしたいのであれば、暮らすように滞在できるホテルを探す選択肢もあるが、その多くが名の知れた観光地に位置し、さらにホテルという枠の中ではどこを訪れても同じように感じてしまう。
一方でADDのセカンドハウスが建つのは、観光地の要素は一切なくまだ誰にも知られていないような場所。手付かずの自然の中や、地元の人がひっそりと暮らす集落の中に滞在し、その場所にしかない自然と文化に触れる体験を大切にしている。その具体的な所在地は、会員しか知ることができない。
さらに特筆すべきは、“ウェルネスセカンドハウス”というこれまでにない発想に基づいて造られている点。滞在するだけでおのずと元気になり、真の意味でリフレッシュできるよう、電磁波を通さないよう配慮し、かつ自然素材をふんだんに使った空間設計から、オーガニックコットンのタオル、自然栽培の食材を使った食べ物や飲み物まで、全てが体に優しいものになるよう徹底的にこだわっている。
さらにどの拠点にもスパやサウナ、メディテーションルーム、全館浄水器、全館空気清浄機を完備。一人ひとりのその日の体調に合わせたオリジナルのウェルネスプログラムを組むオプションも用意している。
また最上級のセカンドハウスとして、ホテルのスイートルームでも実現しにくい200㎡以上の占有面積を確保し、スパやサウナも独占できるシステムを採用。利用できるのは独自の審査を通過した限定数の会員のみで、一つの拠点に対して1室または2室の部屋しか設けていないため、プライベート感は極めて高い。
そんな特別なセカンドハウスの第1弾として、2022年の夏にオープンを予定しているのが、千葉・房総半島の南端に位置する「海の別邸」だ。
「雄大な太平洋を一望できるだけでなく、地層が隆起した岩場など地球が長い年月をかけて生み出したダイナミックな風景が近隣で堪能できる格別な環境にあります。ここでは『海の棟』と『月の棟』の二つのセカンドハウスを用意し、訪れるたびに異なる楽しみ方ができるよう考えました」と武田氏は話す。
リビングやベッドルーム、インフィニティバスなど、どこにいても海とつながっているように感じられる「海の棟」の中でも、特に海を身近に体感できるのが広大なテラス。たき火をソファで囲むアウトドアリビングが水面に浮かぶように配され、大自然に身を委ねる極上のひとときを過ごせる。
一方、月の軌道に合わせて設計された「月の棟」は、ベッドルームに月と海を切り取るような大きな窓を用意。ルーフトップテラスにはアウトドアリビングが設けられ、夕日はもちろん、星や月などの天体観測も存分に楽しめる。
また、温暖な気候のため豊富な農作物が育つこの立地。無農薬にこだわった農作物も多く、地元の農家と提携した、栽培や収穫などの体験ができるADD会員専用の農園も配備している。
房総半島を皮切りに、2023年には屋久島や琵琶湖湖畔でも新たなセカンドハウスが完成。さらに九州の無人島や北海道でも計画が進み、今後10年で日本各地に30拠点を設ける予定だ。
最上級のセカンドハウスを各地に持つ。そんな夢をぜひかなえてみてはいかがだろう。
●ADD運営会社BlueOrder info@blueorder.biz
販売期間
2021年12月4日(土)〜
料⾦体系
応募枠数:30枠(審査制)
入会金:会員3,600,000円
年会費:260,000円
※『Nile’s NILE』2021年12月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています